PCメンテナンス知識2

PC用のCPU

PC用のCPUは様々あります。

Core i3 / Core i5 / Core i7
Ryzen 3 / Ryzen 5 / Ryzen 7
一般向け、ハイスペック
しっかりした性能
Core m3 / Core m5 / Core m7
Core Y
モバイル用途向け
省電力
Celeron / Pentium 低価格のノートPC向け
低性能

一般的なのは上記の表のものになります。

 

 

PC用のメインメモリ

PC用のメインメモリも様々あります。

DIMM Dual In-line Memory Module の略称です。本体サイズが大きいデスクトップパソコン向けです。
RIMM Rambus In-line Memory Module の略称です。DIMM と似ていますが、DIMM とは互換性がありません。
SO-DIMM Small Outline Dual In-line Memory Module の略称です。小型サイズなので本体サイズが小さいデスクトップパソコン、またはノートパソコン向けです。
MicroDIMM

SO-DIMM をさらに小型化したメモリーです。本体サイズが小さいデスクトップパソコン、またはノートパソコン向けです。

 

一般的に使われているのは上記の表の物になります。

 

PC用の補助記憶装置

 HDD (Hard Disk Drive)

HDDは回転する磁気ディスクにデータを保存するための磁性体が塗布されており、磁気ヘッドが磁気ディスク上を移動して、磁気でデータの読み書きを行います。

SSD (Solid State Drive)

SSDフラッシュメモリ記憶媒体に用いるストレージです。駆動部分がなく電気的に行うため、データの読み書き速度が非常に高速です。

eMMC (embedded MultiMediaCard)

eMMCは、SSDと同じくフラッシュメモリを記録媒体に用いたストレージですが、用途は組み込み機器向けになっています。
そのためスマートフォンタブレット端末、カーナビシステムなどに普及が進んでいます。

 

上記の3つが一般的なPC用の補助記憶装置になります。

 

光学メディアの規格

コンパクトディスク

コンパクトディスクは、1982年に登場した光学メディアで、レコード盤の置き換えとして主に音楽データを記録して販売するために開発されました。厚さ約1.2mmで、直径12cmのプラスチック製の円盤の形をしています。

DVD

DVDはVHSビデオテープの置き換えを目指して、映像を記録するメディアとして開発されました。CD同様、パソコンのデータ記録用のDVD-ROM、ライトワンスメディアのDVD-R、リライタブルメディアのDVD-RWも存在します。

Blu-ray

2003年に地上デジタル放送が開始しハイビジョン映像が当たり前の時代になりました。SD画質の映像しか記録できないDVDに代わり、地上デジタル放送開始と同じ時期にハイビジョン映像を記録できるBlu-rayが登場します。Blu-rayディスクは1層タイプで25GB、2層タイプで50GBのデータを記録できます。

無線LANの規格

無線LAN規格 通信速度(最大) 周波数帯
Wi-Fi 6)IEEE802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz帯
Wi-Fi 5)IEEE802.11ac 6.9Gbps 5GHz帯
Wi-Fi 4)IEEE802.11n 300Mbps 2.4G帯/5GHz帯
IEEE802.11a 54Mbps 5GHz帯
IEEE802.11g 54Mbps 2.4GHz帯
IEEE802.11b 11Mbps

2.4GHz帯

上記の表が一般的な無線LAN規格です。

 

ディスプレイ接続端子の規格

DIVケーブル

DisplayPortケーブル

HDMIケーブル

USB TypeC ケーブル

この4つが主に使われる接続端子です。