マイコンボードの調査

マイコンボードとは

マイコンボードとは、マイクロコンピュータマイコン)と入出力回路などの周辺回路を1枚の基板に乗せ、手軽にマイコンを利用するための回路です。

マイコンボードの種類

Arduino Uno

Arduino IDEという開発環境(プログラムを作るためのプログラム)を使ってプログラムを作ります。単純な工作ならこれがお勧めです。たくさんメモリを使う、インターネットに直接つなぐなどの難しい作業は苦手です。

Arduino Mega 2560 R3

 おおざっぱに言うと大きいArduino Unoです。メモリも多くピンも多いので、Unoではピンが足りなかったりしたらMegaを使うといい。Unoのプログラムがだいたいそのまま動作する。ただメモリが多いとはいえ処理能力はUnoとさほど変わらないので、難しい処理をやらせようとすると苦労することが多いです。

 

  • mbed

Arduinoに比べて高性能なマイコンを搭載している、難しい作業をやらせることにも向いています。Arduinoでは無理だと思ったら、また仕事でARMマイコンを使う可能性があるならぜひmbedを使うといい。

 その他マイコンボード

Raspberry Pi

ESPr Developer

 

マイコンボードの活用事例

 スマートシティ:IoT×街

スマートシティとは、IoTを活用して省エネかつ環境に配慮した暮らしを実現する街のことです。スマートシティの概念は時代とともに変わってきていますが、現時点では、街中に張り巡らされたセンサを通じて環境や消費者行動など様々なデータを取得・分析し、街の設備や機器などを遠隔制御することで、インフラ設備の最適化や生活者の利便性向上を目指しています。

具体的には以下のようなことができるようになる。

  • スマートフォンGPSなどの位置情報を元に、街の通行人の流れを把握できる
  • 交通量を計測することで、街中の照明を適切な明るさに調整できる
  • 駐車場の空き状況を計測し表示することで、観光地での駐車場利用の分散、渋滞緩和が期待できる

 

✩私が考える活用アイデア

上記の活用方法をみて私が考えたのは、家電にもマイコンボードを活用できるんじゃないかということです。

  • スマホで家の鍵の開閉やエアコン・照明のON/OFFを操作できたり
  • センサーを使って、部屋に人がいれば照明ON、部屋から出れば照明OFFを自動的におこなえたり

以上です。